近年、歯科診療においては、主に予防を担当する歯科衛生士の役割がとても大きくなっています。当院では患者さん一人ひとりに担当衛生士がつき、丁寧な歯のクリーニングやブラッシング指導、フッ素塗布などのケアを行います。
また、患者さんのライフスタイルに合わせた定期検診やメンテナンスのスケジュールをご案内し、患者さんの口腔内環境をよりよく維持できるよう努めます。

個人差はありますが、私たちの多くは30代を過ぎると歯周病のリスクが高くなってきます。3カ月に1回くらいのペースで定期的にお口の中をメンテナンスするのが理想的です。
歯のトラブル予防に一番大切なのは、毎日のブラッシングなどご自身でのケア。ただし、ブラッシングですべての汚れを完全に取り去るのは、ほぼ不可能といわざるを得ません。そこで必要なのが定期的なメンテナンスです。もし虫歯や歯周病になってしまったとしても、定期的にお口の中を拝見できれば初期段階で治療することができます。
初期段階ですから歯の痛みは少なく、治療も短期間に済みます。長い目で見れば、そのほうが早い時間、安い治療費で済ませることができるのです。